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屋久島で亀の産卵みて心がふるえた

屋久島で亀の産卵みて心がふるえた

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 屋久島に一緒に行ってくれた桐の音楽院のYさまが情報入手。今ちょうど亀の産卵が見れる時期らしいとのこと。学校二公演終わったその日の夜観に行こうという事になりました。


 学校公演が終わった直後から降り出した雨。15時位には激しい集中豪雨のような降りに。今夜亀見学は厳しいかなと思いましたが、なんと17時頃から雨はひき、青空が雲の隙間から覗かせるように。

 

 今回行った桐の音楽院5名共に自称『☀女』だったのですが・・こうなるともう“自称”ではないっと自画自賛(笑)。さてさて天気も持ち直し、皆の気分も上々、ウキウキしながら亀見学現場へ向かいました。

 

どこで見る事ができるの?

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屋久島永田浜でみれます。永田浜は北太平洋最大のアカウミガメの産卵地だとのこと。
フェリーやトッピーが発着する宮之浦港から車で大体45分です。

いつみれるの?

ウミガメが産卵のために上陸するのは4月下旬から8月上旬とのこと。
私達が見に行ったのは、永田ウミガメ協議会というところ。完全予約制とのことです。そして5/1-8/31の期間中、見学会を除いての人の立ち入りしてはいけないとのことでした。

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詳細はこちらへ

屋久島永田浜 ウミガメ観察会


気を付ける事

ウミガメはひかりや人の気配に敏感とのこと。携帯・カメラ・マッチなどは厳禁。
永田浜周辺では車もライトをロービームにして、見学会駐車場に出入りする際消灯してほしいとのこと。


見学会の手順

・8時~8時30分 集合
・8時30分~9時頃 説明会


この間に無線でスタッフの方のもとへ、亀現在地情報が送られてきます。私たちの時は最初は上陸してる亀はいないとの事で説明聞きながらも、見れないんじゃなかしらとちょっとやきもき。無線連絡が入るたびに、またやきもき(笑)。説明用のビデオを観終わってもまだ動きはなく、スタッフの方が口頭で追加説明してくださりつつ、亀が来るのをまちます。見つかりました~との無線連絡が入った時は、ほっ。そしてドキドキ。

 

・9時10分頃  スタッフ誘導の下、一列になって浜へおります。
・9時10分~10時10分頃 産卵が始まってる亀の後方へ静かに集合。

 

この日は人数少なくおそらく30名弱ほど?でしたので、皆交替で何回もみることが出来ました。亀がぽとっぽとっと卵を落とすたびに、足がりきんでひらっひらっとします。卵そのものはとてもやわらかく、60センチほどの深さのある穴に落としてもお互いの卵がぶつかって割れないようになってるとのこと。それをじ~とみてるだけでも、鼻の奥がじんっとします。

 

永田浜に一度きた亀には必ず足タグか、インナータグ(注射器で埋め込むタイプのもの)を付けてるそう。この日はそのどちらもなかったので、初めて永田浜にきた亀さんということになります。スタッフの方が産卵が終わるか終らないかの頃、両タグを付けてました。


そして産卵が終わると、砂をかけ始めます。この日は昼まで大雨が降っていたためか、砂が重いらしく、カアサン亀は休み休み、砂をかけ、穴を埋めていきます。人間みたいに、『ふぅ~~』と溜息をついては休み、すぐに作業開始する亀の姿に頑張れ~と応援したくなります。まずは後ろ足を使って、卵がわれないように、ふわっふわっと砂を載せていきます。そしてある程度の厚さになると今度は上からの衝撃に耐えるように、砂をみずから踏み固め始めます。そしてカモフラージュにもう一度砂を後ろ足でかけていきます。

 

砂で穴を埋め終ると、今度は100キロ超の自分の体を方向転換させなければいけません。これも一生懸命前足、後ろ足を使って、よいしょっこいしょっと海に向かおうと頑張るのです。そのけなげな様子に本当にジーンとしました。(当人はそれどころじゃないと思うのですが)

 

そしてそのジーンとしてる私達を傍目に、方向転換した後は、思うより素早くさっさっさっと海に帰っていきました。今までの行為とは打って変わって割にあっさりしてます(笑)。

 

亀のなぞ

◆亀は生まれてから大人になるまで30年かかるそう。産卵する時だけ砂浜に降り立つのですが、その間太平洋を回遊してるとのこと。でもその間何をしてるのか、すべては解明されてないとのことです。


◆産卵中、涙をながしてるようにみえる亀。あれは海中でのみこんだ塩分を排出するため目から出してるのだそう。それが目を保護する役割もしてるんだそうですよ。


◆ウミガメは1シーズンに数回産卵するそう。一回の産卵を終えると、浜の近海で回遊し再度上陸して数回の産卵をするんだそうです。そして不思議なのが砂の温度でオスメスが変わってくるんだそう。つまり29度より低いとその卵はオスに、そしてそれより高いとメスになるんだそう。

 

さいごに

ウミガメが海に戻りつつあるところで私達も解散。ここまでで約1時間程かかりました。観察時間はきっと個体によって若干変わるかと思います。

 

うん~。よかったねぇと皆で感動を分かち合いつつ、宿に戻りました。

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空をみると雲の合間から満月が。素敵な体験でした。

 

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