喫茶去

日日是好日。皆様にとって毎日が好き日でありますよう。

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【読後感】禅が教えてくれる美しい人を作る「所作」の基本

禅の庭園デザイナーとしても著名な桝野俊明さんの著書です。

 『禅が教えてくれる美しい人を作る「所作」の基本

禅が教えてくれる 美しい人をつくる「所作」の基本

禅が教えてくれる 美しい人をつくる「所作」の基本

 

 

 

御茶をやっていると先生方の所作の美しさにはっとすることがあります。自然に流れるように。意識的ではなく。がっしがっしのっしのっし歩いてきた私としては憧れます。

 

この本ではそんな所作がなぜ大事なのかというところから始まってます。

仏教の教えでは

”原因”と”縁”が整って”因縁”がむすばれ結果がでる。あらゆる事柄はそうしてこの世の存在している。

その為人生は”縁”次第とのべてます。その為には

三業を整えよ、と 仏教ではおしえます。

 

三業とは”身業””口業””意業”のこと。

●”身業”とは所作を正しくする

●”口業”とは愛情のある親切な言葉を使う

●”意業”とは偏見や先入観を排し、一つのことにとらわれることなく、どんな時も柔軟な心をもつ

 

道元禅師がいうところの”威儀即仏法 作法是宗旨”にあるように、美しく生きることは正しい道を歩む事。威儀や作法といった形と、仏法、宗旨といった心は同等であると説いてるのです。

 

この本の中では、さまざまな立ち居振る舞いについて述べられてますが、以下はこの本の中から私的にこれからアタマにとどめたい禅語・所作の引用抜粋です。

 

  1. 『却下照顧』 あちこちよそ見をせず、今の自分の足元に置かれてる状況を見つめ、そこでやるべきことに精いっぱいとりくむ
  2. 『喫茶喫飯』御茶をのむこと、食べる事、ただそのことだけに一生懸命になる。ひたすら自分が今してることにとりくむ
  3. 言葉を発する時は愛語でかたりかけよ
  4. 両手を合わせるということ。右手は相手の心、左は自分の心。自分が今ここにいることの幸せをご先祖様と心ひとつにするということ。
  5. 片付は次の行動のための準備である

 

ふ~。背筋がのびます。

 

2番なんて至極当たり前のことなんですが・・恥ずかしながら時たま携帯チェックして、PC開いて、ごはんたべてと同時進行でやってる事あるかも!!と思い、わざわざメモ書きにして落としてました。ふう、当たり前の事を当たり前にしてないって気づかない自分も残念だ。これは典座教訓にも通じますよね。目の前にある食事がどうやって準備されたか、どうやって食材が運ばれてきたか、そんな事を想像しながら大事に食べる、そんな自分になりたいです(なります)。

 

いつか私も流れるような所作で毎日を暮していけるよう、これから日々ていねいに生きたいです(生きます)。

 

道元の典座経典についてはこちらにかきました。

nogajika.hateblo.jp

禅が教えてくれる美しい時間をつくる「所作」の智慧はこちら

nogajika.hateblo.jp

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