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喫茶去

日日是好日。皆様にとって毎日が好き日でありますよう。

                                                                                                                  こなつ

おさきにどうぞ

茶道をはじめて、8年になるらしい。はやいなぁ。

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はじめたのは平成二十年。お知り合いが、仕事と母の介護の気晴らしと連れて行ってくださったのだろうか、それがご縁。昨年末はまた新たな許状を頂きました。といってもお茶の世界ではまだまだピヨピヨヒヨコ級。

 

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(平成21.23.24.27にそれぞれ頂いております、記録として)

 

音に囲まれている日常から音のない世界へ。一切の無駄が排除された茶室に入るとそんな印象を強く持ちます。そうすると不思議なもので、聞きのがしてる音が耳に入ってくるようになってくるのです。

 

一滴の水も無駄にしないよう、無駄な動きをしないよう、ケガレを出来るだけ客にみせないよう、動きはすべてにおいてミニマルで合理的。

 

そして一つの茶碗や、菓子器などなどをお客様皆で共有しあう。

 

共有するものは、必ず次の方に先におすすめするよう、決められています。

 

『おさきにどうぞ』

 

茶室にはいると何回もつぶやく言葉。最初は教えられたとおり、型通りに繰りかえす。

 

繰り返してるうちに、8年たって、そして最近気づいた事。日常でも最近自然と言えてるかも。エレベータに乗る時、狭い道をすれ違う時、お店でモノをとろうとする時。我が我がと先を急ぐ事が少なくなってきました。

 

心や時間に余裕がない時はそうもいかない時もあるんだけど。

 

でも着実に型が習慣になり、性格も少し変わってきてるのが、自分でも実感できてます。だからお稽古は長い期間続けることに意味があるんだなと御茶から教えられます。

 

20代30代は時短命。短い期間にすべて積み込んで、如何に素早く終了させるかを競っていたような毎日でした。やれやれどんどん。それはそれで経験値も仕事力も上がったから良し。でも、そこを通過しての今、私は丁寧に日常を送ることに大事さに気付いてます。そしてゆっくり考えて、行動したい。

 

だからいつでも、おさきにどうぞと言える自分で有りたいなと思ってます。

 

10年後、どんな性格になってるのかしらん。歳を重ねるって自分の新たな部分を発見したり、再確認できることなんだって思います。カラダはキレが悪くなるけど、心も脳も満ち足りる事を知る事が出来てる気がします。うん、悪くない。


そう、先日誕生日だったのでちょっとそんなことを思ったのデシタ 。

 

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