喫茶去

日日是好日。皆様にとって毎日が好き日でありますよう。

                                                                                                                  こなつ

日食その後


色んな人から話を伺うと
太陽が雲間から覗いただけでも
鹿児島市内はまだ良かったほう、らしい。


私は自宅の屋上からずっと張り番長していたんだけど
近所のおうちや、お店や病院からも皆が顔を覗かせて
太陽をまだか、まだかと待っているその風景は
なんとなく天の岩戸伝説を思い出させました。


きっと八百万の神様がアマテラスを岩戸から引っ張り出そうと
した時もきっとこんな気持ちだったんだろうな。
太陽ってすごいね。



8月1日の廣樹原案の『太陽は笑ってるぜぃ!!!』公演は
この伝説がもともとの下敷きになっています。


太陽は笑いと幸せをもたらす象徴。
踊りと音楽は太陽に捧げ、祈り、人々と共有するためのもの。


日本の和琴はもともと6本の弓を縦に並べたものが
起源だといわれたりもしてます。
昔は弓を強く引っ張って出す音が神卸ろしに使われていたとか。
コトは日本人にとってとても神聖であると同時に
神と人を結ぶとても重要な役割だったんだなと思います。


あと、私の師匠、沢井一恵先生がよくおっしゃってるんだけど
木の片割れに糸がぶら下がっていて
その糸を風が撫でて、偶然に出た音が美しく
それがコトの始まりなんじゃないかと。


このシンプルさが、コトの元来の特性。
コトの素朴さってきっと今の音楽シーンでは逆に稀有。
この前の徹さんのライブでもそうだったけれども
音で空間を埋め尽くさなくてもよい場面ってのは一杯あるのかもなぁと。
ついつい待ちきれなくてなかなか自分ではまだ出来ないんだけど。
(9月はそれができればなぁ。。。とこれは個人的な反省。)


昔徹さんがストーンアウトという韓国ビートの曲を弾くときに
教えてくれたこと。
ストーンアウトという曲は3拍子が4小節一単位の呼吸で始まるんだけど、
それは1年の単位でもあるんだと。
3×4=12
3ヶ月が4回周って、春夏秋冬1年。
1日24時間、1時間60分、1分60秒もその単位で動いてるんだと。
それが廻りまわって積み重なってどんどん膨らんでいくんだと。


音楽は人と繋がっているんだと強く思う最近。
人は自然と強く繋がっているべきなんだとも思うこの頃。


呼吸が上手くできて、繋がり始めたらきっと周っていくはず。


8月の頭にはワタシの尊敬する方のレコーディングが。
以前から共演を渇望していたんだけど
急にレコーディング参加の話が舞い込んできた。
今でよかった。
私がこの人の唄を聴いて涙がとまらなくなったのは
何故か、今だったらなんとなくわかり始めてる気がしてるから。
最近の活動すべてが繋がっているような気がしてたまらない。
きっと転がりはじめてるんだろうな。


なんやら繋がりがあるようなないような文章になってしまったけど(笑)
ようするに音楽って素晴らしいなってコト。
何はなくとも何とか生きていけてるのは
音楽があるからだなと思うこの頃でありました。

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