喫茶去

日日是好日。皆様にとって毎日が好き日でありますよう。

                                                                                                                  こなつ

バーリヤーッ!

箏という楽器を弾いててよく思うのは、
箏って一音で成り立ちにくい楽器だなぁという事です。
尺八だったらブホーーーッっと吹いてムラ息でもムラムラっっとすれば
おぉぉ、尺八だぜと思うし、
笙だってピヒョーと和音を作り出せばスペーシーな世界が繰り出されるし、
琵琶だって一打ベベンっっと弾けばそこは耳なしほういちの世界だし、
でも箏って一音弾いても、おおぉ箏だっと思われることはすくなく、
レコーディングでデジタル化がすすんだ今ではこれは箏っぽいシンセの音なのか、
いやはや、生の箏の音をリミックスした物なのかなんなのか、
私でさえよくわからない時があります。

つまり上記の箏以外の楽器というのは
聞いてる側にダイレクトに訴える力がとても強い気がするのです。
でも箏はフレーズや絃を研究し尽くして多様な音色を作り上げていく事で聞かせる以外に
一音そのものに上記の楽器程強い力はないような。
となると、やはり曲のなかで作り上げた世界の中に、
聞いてる人を引っ張り込むことがとても大切なのかなぁと。
この前、邦楽ジャーナルの方とお話ししながら自分でもホウホウと気付きました。

リサイタルでは曲を作り上げることに集中していたし、
今度は好きな曲を何言われてもやってやるぜっ(オズオズ)!と若干弱気な強気で
やったつもりだったので、あまり聞く側の方のことは気にしませんでした。
(というか気にしないようにしてました)
というと、プロ的じゃないよ!とお叱りを受けるような気もするのですが、
この頃私が思うのは、精神的にプロな人というのは
最終的に何を弾こうが、どんな企画に参加しようが、その時々で音楽が変化しようが、
その時の自分の音楽を徹底して、考えて、貫いて、
そしてそういう音楽を愛するファンに支えられる人がホントにプロであるような気がするのです。
(もちろんそれまで過程はいろいろあるだろうけども。)
少なくとも私が好きな音楽家はそうだし、
まだまだだけど自分もそうありたいと思ってます。
なので、邦楽ジャーナルでああいう記事を書いていただいた事、
そして、なにより、あぁ私が目指してるものをわかってくれた人が一人でもいたんだという事が
まぢめにとても嬉しくて、これからも真摯に自分なりの音楽を追求しようと思ったわけでした。
がんばるでー!

ちょっと酔っ払いながら真面目に書いてみました。
酔っ払ってる時点で真面目じゃない気もしますが、当人はいたって真面目です。
塗った壁が少し明るめのペパーミントグリーンでホントは鶯色みたいなのを期待してたんだけどやっぱり期待してた色と違う気がするので塗りなおそうかどうしようかまよってますが、眠いので考えるのは止めてやすみますね、おやすみなさい。

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